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論文

CREEP-FATIGUE TEST OF THICH-WALLD VESSEL UNDER THERMAL TRANSIENT LOADINGS

渡士 克己; 金沢 誠一*; 梅田 寿雄*; 中西 征二; 今津 彰*

9th International Conference on structural Mechanice in Reactor Technology (9th SMIRT), , 

構造物強度確試験(TTS)で実施した厚肉容器の熱過渡強度試験とそれに引き続いて実施し破面検査の結果について述べたものである。供試体は高さ2.1m、外径880mm,肉厚40mmのまゆ型容器であり,出入口ノズル,小口径ノズル,厚肉胴部,Yジャンクション,スタッドボルド,板厚変化部の合計7箇所の強度試験対象部位を含む。熱過渡強度試験は,高温側600$$^{circ}C$$,低温側250$$^{circ}C$$のナトリウムを,1サイクル2時間で1002サイクル供試体内に流入させる事によって実施した。主要な成果は以下の通りである。(1)試験対象部位7箇所の破面は殆ど全て粒界破面であった。(2)サーマルライマー構造は熱応力緩和のために有効である。(3)ナトリウムが流動している条件下でも高温UT探傷とAE手法はき裂の探知に有効である。

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